2012-10-18 第180回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
○会計検査院長(重松博之君) お答えいたします。 私ども会計検査院は、まず各府省等に対する検査において復興予算の執行について検査を実施しております。それからまた、東日本大震災からの復興予算、この検査に特化した復興検査室を新たに設置をしておりまして、ここでこの復興予算の執行に対して検査体制を強化しているというところでございます。さらに、今御指摘ありましたように、この決算委員会、参議院決算委員会から、
○会計検査院長(重松博之君) お答えいたします。 私ども会計検査院は、まず各府省等に対する検査において復興予算の執行について検査を実施しております。それからまた、東日本大震災からの復興予算、この検査に特化した復興検査室を新たに設置をしておりまして、ここでこの復興予算の執行に対して検査体制を強化しているというところでございます。さらに、今御指摘ありましたように、この決算委員会、参議院決算委員会から、
○会計検査院長(重松博之君) お答え申し上げます。 私ども会計検査院では、過去五か年間の決算検査報告掲記事項、これについて、平成二十三検査年次の一年間、これは二十二年十月から二十三年九月まででございますけれども、その一年間で財政、財務面でどれだけのプラスの便益をもたらしたかということを試算いたしました。 その試算の結果、把握できた財務上の是正改善効果は七百五十五件、一兆一千百九十七億円となっておる
○会計検査院長(重松博之君) 平成二十四年度会計検査院所管の歳出予算について御説明申し上げます。 会計検査院の平成二十四年度予定経費要求額は百六十六億二千八百万円余でありまして、これを前年度予算額百七十億四千万円余に比較いたしますと四億一千百万円余の減額となっております。 ただいま申し上げました要求額は、日本国憲法第九十条及び会計検査院法の規定に基づく会計検査院の運営及び会計検査業務に必要な経費等
○重松会計検査院長 平成二十四年度会計検査院所管の歳出予算について御説明申し上げます。 会計検査院の平成二十四年度予定経費要求額は、百六十六億二千八百万円余でありまして、これを前年度予算額百七十億四千万円余に比較いたしますと、四億一千百万円余の減額となっております。 ただいま申し上げました要求額は、日本国憲法第九十条及び会計検査院法の規定に基づく、会計検査院の運営及び会計検査業務に必要な経費等であります
○会計検査院長(重松博之君) 会計検査院は、国会法第百五条の規定に基づき平成二十一年六月二十九日及び二十三年二月十四日付けで参議院議長から会計検査及びその結果の報告の要請がありました「在外公館に係る会計経理について」等の計三事項につきまして、関係府省、関係独立行政法人を対象に検査を行い、会計検査院法第三十条の三の規定に基づき二十三年十月五日及び二十四年一月十九日にその結果の報告書を提出いたしました。
○会計検査院長(重松博之君) 平成二十二年度決算検査報告につきまして、その概要を御説明いたします。 会計検査院は、平成二十三年九月六日、内閣から平成二十二年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を行って、平成二十二年度決算検査報告とともに、平成二十三年十一月七日、内閣に回付いたしました。 平成二十二年度の一般会計決算額は、歳入百兆五千三百四十五億余円、歳出九十五兆三千百二十三億余円でありまして、会計検査院
○重松会計検査院長 平成二十一年度決算検査報告につきまして、その概要を御説明いたします。 会計検査院は、平成二十二年九月七日、内閣から平成二十一年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を行って、平成二十一年度決算検査報告とともに、平成二十二年十一月五日、内閣に回付いたしました。 平成二十一年度の一般会計決算額は、歳入百七兆一千百四十二億余円、歳出百兆九千七百三十四億余円でありまして、会計検査院はこれらの
○会計検査院長(重松博之君) お答え申し上げます。 会計検査院といたしましても、ただいまお話のありました、検査結果を予算編成に反映させること及び決算審査の重要性については十分認識しているつもりでございます。そのため、先ほどお話ございましたように、かつては十二月に内閣に送付しておりました決算検査報告を、平成十年度決算より十一月末、さらに平成十五年度決算より十一月初旬に送付するよう努力し、早期化を図ってきたところでございます
○会計検査院長(重松博之君) お答え申し上げます。 私ども会計検査院は、検査対象機関における物品調達については、これまでも経済性、効率性の観点から検査を実施してきております。 この御指摘のクレジットカード利用による物品購入につきましては、先ほどからもございますように、政府がそのメリット、デメリットなどを総合的に調査検討をしているというふうに承知しております。私どもといたしましては、その政府における
○会計検査院長(重松博之君) 御説明申し上げます。 ただいまお話ございましたように、防衛省が本院の要求のとおり懲戒処分を行わなかったということは、私どもとしては遺憾であるというふうに思っております。 ただ、この懲戒処分の要求というのは、任命権者に対して懲戒処分を義務付けるというものではないわけでございます。したがいまして、先ほどこれもお話ございましたように、本件懲戒処分要求の内容及び防衛大臣からの
○会計検査院長(重松博之君) お答え申し上げます。 私ども会計検査院は、社会情勢の変化でありますとか国民の関心の所在、あるいは国の財政状況、こういったものに対応して検査のテーマ、着眼点、検査勢力の配分等を毎年見直して検査を実施をしております。また、支出あるいは収入等のフローについて検査するほか、先ほどもちょっとお触れになりましたけれども、資金、資産、あるいは剰余金等のストックについても検査を実施しております
○会計検査院長(重松博之君) 会計検査院といたしましても、限られた人員で最大限の成果を上げられるよう、職員に対する研修の充実を図るとともに、適切な検査計画を策定して、また検査手法に様々な工夫を凝らすなどいたしまして、今後とも効率的、効果的な検査に取り組んで御要望にこたえるよう努力してまいりたいと思います。
○会計検査院長(重松博之君) お答え申し上げます。 会計検査院といたしましても、検査の結果を予算編成に反映させること、それから決算審査の重要性、これは十分認識をしておるつもりでございます。そのため、御指摘ございましたように、かつては十二月に内閣に送付していた決算検査報告、御指摘のように現在では十一月初旬に内閣に送付するよう早期化を図ったところでございます。 決算検査報告の国会への提出をもっと早くということだというふうに
○会計検査院長(重松博之君) 平成二十三年度会計検査院所管の歳出予算について御説明申し上げます。 会計検査院の平成二十三年度予定経費要求額は百七十億四千九百万円余でありまして、これを前年度予算額百七十六億二千七百万円余に比較いたしますと五億七千七百万円余の減額となっております。 ただいま申し上げました要求額は、日本国憲法第九十条及び会計検査院法の規定に基づく会計検査院の運営及び会計検査業務に必要
○重松会計検査院長 このたび、二月二十五日付をもちまして会計検査院長を拝命いたしました重松博之でございます。 まずは、今回の東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。 私は、現在の厳しい財政事情に加え、今回の未曾有の大災害の困難の中、会計検査院の果たすべき責任の重さをひしひしと感じておる次第でございます。 微力ではございますが
○会計検査院長(重松博之君) この度、二月二十五日付けをもちまして会計検査院長を拝命いたしました重松博之でございます。 国の財政事情が非常に厳しい中で会計検査院に寄せられる国民の皆様方の期待も年々大きくなってきておりまして、その責任の重さをひしひしと感じておる次第でございます。微力ではございますが、職責を全うするため誠心誠意務めてまいりたいと考えております。 皆様方におかれましてもどうぞよろしく
○重松会計検査院長 平成二十三年度会計検査院所管の歳出予算について御説明申し上げます。 会計検査院の平成二十三年度予定経費要求額は、百七十億四千九百万円余でありまして、これを前年度予算額百七十六億二千七百万円余に比較いたしますと、五億七千七百万円余の減額となっております。 ただいま申し上げました要求額は、日本国憲法第九十条及び会計検査院法の規定に基づく、会計検査院の運営及び会計検査業務に必要な経費等
○重松検査官 このたび、四月二日付をもちまして会計検査院検査官を拝命いたしました重松博之でございます。 会計検査院に寄せられます国民の期待も年々大きくなってきております。その責任の重さをひしひしと感じておる次第でございます。 微力ではございますが、職務を全うするために誠心誠意務めてまいりたいと考えておりますので、皆様方におかれましても、どうぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げまして、簡単
○検査官(重松博之君) この度、四月二日付けをもちまして会計検査院検査官を拝命いたしました重松博之でございます。 会計検査院に寄せられる国民の皆様方の期待も年々大きくなっていると感じておりまして、その責任の重さをひしひしと感じておるところでございます。微力ではございますが、職責を全うするため誠心誠意務めてまいりますので、皆様方におかれましてもどうぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げまして、
○参考人(重松博之君) お答え申し上げます。 私ども、先ほどの所信でも申し上げましたように、憲法上の独立機関でございます。厳格な会計検査ということを徹底するためには、やはり独立性というものが非常に必要なことだろうと思います。 しかし一方で、私ども、常に国民の目に成り代わって検査をしているという意気込みで検査をしてきております。つまり、これは国民の代表である国会議員の方々の意見を我々も検査の中に反映
○参考人(重松博之君) 御質問ありがとうございます。 お答え申し上げます。 先ほどの所信でも私申し上げましたけれども、非常に財政が厳しくなってございます。さらに、未曾有の経済危機ということで、更に財政出動というようなことも今非常に要請されているというふうな状況であろうかと思います。そういう中で、財政の効率的な使用ということがやはり主要なテーマだろうと思います。 先ほども申し上げましたように、私
○参考人(重松博之君) 重松博之でございます。 まず、本日はこのような所信表明の機会を与えていただきまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。 近年、我が国の経済社会は、少子高齢化に直面いたしますとともに、情報通信技術の発達やグローバル化の進展など急速に変化する一方で、現在未曾有の経済危機に見舞われておりまして、国の財政も非常に厳しい状況の中でこれらへの的確な対応が求められていると考えております
○重松参考人 御質問ありがとうございます。 まず第一点目でございますが、先ほどの所信でも私申し上げましたけれども、何といっても、長年検査実務に携わってきたわけでございます。そういうことで、検査の第一線の現場も承知しておりますし、また、検査の取りまとめ全般をどうやって指揮していくかということもやってきたわけでございます。 その中で、検査官会議というのは、事務総局をこれから指揮監督するという立場に立
○重松参考人 御質問ありがとうございます。 まず、第一点目でございますが、この千二百五十億円という昨年の検査報告の指摘額、おっしゃいますように、二百兆円に対して多いか少ないかというのは、本当にいろいろ御意見があろうかと思いますし、先生御指摘のような、少ないじゃないかという御意見も我々としてもいただくところではございます。 ただ、戦後の我々の検査の実績から見ますと、戦後の混乱の時期、二十三年でございますが
○重松参考人 重松博之でございます。 本日は、このような所信の表明をさせていただく機会を与えていただきまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。 近年、我が国の経済社会は、少子高齢化に直面いたしますとともに、情報通信技術の発達とグローバル化の進展など急速に変化する一方で、未曽有の経済危機に現在見舞われております。国の財政は非常に厳しい状況でございますが、その中で、これらへの的確な対応が求められていると
○重松会計検査院当局者 お答え申し上げます。 私どもは、毎年度の決算報告に掲記いたしました不当事項について、予算執行職員等の責任に関する法律、今お話ございました予責法に定める弁償責任の要件に該当するかどうかなど必要な検討等を行っておりまして、ただいまお話のありました十五年度検査報告に掲記いたしました社会保険庁の契約に係る不当事項につきましても、必要な検討を行ってまいるつもりでございます。 なお、
○重松会計検査院当局者 お答え申し上げます。 私ども会計検査院は、予算執行職員等の責任に関する法律、予責法と言われておりますが、この第四条一項の規定に基づきまして、予算執行職員が故意または重大な過失により法令等に違反して支出等の行為をしたことにより国に損害を与えたと認めるときは、その事実があるかどうかを審理し、弁償責任の有無及び弁償額を検定することとなっております。そして、本院の毎年度の決算検査報告